東雲座(しののめざ) |
熊本のお座敷文化の衰退に伴い、
忘れ去られていく唄の数々に再び息吹を与え、
古きよき時代の文化の一端を再生したいとの思いから
平成11年に福島竹峰と藤川いずみで結成。
同年9月、邦楽ジャーナル倶楽部「和音」にて旗揚げ公演。
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事務局 |
熊本市沼山津1-8-19 TEL096-367-6186
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東雲座
Chikuhou Fukushima
福島竹峰 CHIKUHOU FUKUSHIMA
幼少より民謡・三味線を初代福島竹峰に学び、
その後、民謡をキングレコード専属で江差追分の大家、三島三秀に師事。
十代より長唄、今藤珠美、今村美知に師事、今藤珠音の名を頂く。
また、現代邦楽・大和楽を学び大和久乃の名を頂く。
平成11年3月、二代目福島竹峰襲名。
民謡竹峰流門下の指導にあたる。
平成12年熊本市人づくり基金の助成により、熊本のお座敷唄の発掘研究に取り組む。
Izumi Fujikawa
藤川いずみ IZUMI FUJIKAWA
オーラJの21絃琴奏者として、現代邦楽の分野で作曲家との共同作業により
新しい作品を生み出す活動を東京を中心に行っている。
◎第5回万里の長城杯国際コンクール第1位。
◎第26回信友社賞受賞。
【東雲座】の特徴
東雲座は、民謡、端唄、小唄、新内小唄、都々逸、長唄、大和樂 地唄、筝曲等 邦楽をボーダレスにカバーするのが特徴熊本の芸者のお座敷芸をプロデュースする一方で男女共同参画型の新しいお座敷遊びの開発を手掛けている。
特に顕著な活動として
熊本最後の芸妓 あやこ姐さんの至芸のプロデュースを実施している。
ゲストに築地豊治(能)を交えお座敷ライブ「あや子の会」を平成13年より(年2回)6年間実施
オーストラリア公演
━━━日本再発見
- オーストラリア(メルボルン)のJAPAN DAYに招聘され、オーストラリアの海外公演をしたときのこと。
- 第一回目の平成14年は、メルボルンを中心に特に学校公演をさせていただきました。
- オーストラリアのJAPAN DAY!日本文化をここまで大切にしてくださることに東雲座も、大感激!学校では、家紋を版画にしたり、お手玉をつくって遊ぶなど。驚いたことは、日本人の教師の方が、羽子板の製作をして、その遊び方を教えておられたことでした。日本でもなかなかそのような文化祭は見受けません。オーストラリアの人達が日本に対して友好的であるのは、このような教育のおかげだと思いました。何度もお邪魔したい国のひとつになりました。(福島竹峰)